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【街コロ】ボードゲーム初心者にもオススメ!サイコロを振り自分の街を発展させよう!

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日本で「ボードゲーム」というと、将棋やUNO、人生ゲーム、モノポリーなどを思い浮かべる人が多いかと思いますが、今のボードゲームは本当に色々なものが販売されており、

 

特にヨーロッパ圏の国々(ドイツなど)では、今でも次々と新しいボードゲームが開発・販売され、TVゲームよりもボードゲームで遊ぶ人が多いほどです。(ボードゲームの本場はドイツと言われています)

 

現在の日本でもボードゲームを開発・販売しているところはありますが、まだあまり一般には浸透していないような気がします。。

 

そんな日本で、2012年に開発・販売されたボードゲームが「街コロ」です!

 

2016年には、開発元のグランディング株式会社からスマホゲーム「街コロマッチ」としてもリリースされました。(※こちらはルールがスマホ用に変更されており、原作のボードゲーム版とはルールが少し違います)

↑※「街コロマッチ」は、2017年6月26日にサービス終了したようです。

 

このボードゲームは、海外でも「MACHIKORO」として販売され、ボードゲームの最も権威ある賞”ドイツ年間ゲーム大賞”(2015年度)の「年間ゲーム大賞」にノミネートされました。これは日本産のボードゲームでは初めてのことだそうです。

毎年世界中から何百という新作ボードゲームが発売される中、世界最高の賞にノミネートされるだけでもスゴイですよね!

 

どんなゲーム?

 

サイコロを振ってコインを集め、相手よりも早く「ランドマーク」施設を全て建設することが目的の対戦型ボードゲームです。

 

データ

タイトル:街コロ

プレイ人数:2人~4人

対象年齢:7歳~大人

プレイ時間:約30分(※初めての人にゆっくり説明しながらやると1時間以上はかかります)

 

遊び方(ゲームの流れ)

  1. 自分の番になったら、サイコロを振る
  2. 出た目の数字と同じ、各自の場にある施設カードの効果が発生する
  3. 手持ちのコインを払って、「新しい施設を1つ建設する」or「ランドマークを1つ完成させる」or「何もせずにパスする」
  4. 次の人へ

 

1. 自分の番になったら、サイコロを振る

サイコロを1つ振ります。

この時、自分の場のランドマークの「駅」(4コイン必要)を完成させていれば、サイコロを2つ同時に振れるようになります。

※1つだけ振るか、2つ同時に振るかをその都度選べるようになります

 

2. 出た目の数字と同じ、各自の場にある施設カードの効果が発生する

たとえば、自分の番で「2」が出たとします。

この時、全プレイヤーが自分の場にある「2」の施設カードの効果を確認します。

 

自分のターンの人(サイコロを振った人)

▼自分の場にある施設カード ※()内はその施設の数字
麦畑(1)
パン屋(2~3)

 

サイコロの出目は「2」、麦畑は「1」なので、麦畑は該当しません。
サイコロの出目は「2」、パン屋は「2~3」なので、パン屋は該当します。

パン屋の効果は「自分のターンなら銀行から1コインをもらう」

自分のターンで「2」を出しているので、パン屋の効果が発生し、手持ちに1コインの収入が入ります。

 

他の人(サイコロを振っていない人)

▼自分の場にある施設カード ※()内はその施設の数字
麦畑(1)
パン屋(2~3)
牧場(2)

 

サイコロの出目は「2」、麦畑は「1」なので、麦畑は該当しません。
サイコロの出目は「2」、パン屋は「2~3」なので、パン屋は該当します。
サイコロの出目は「2」、牧場は「2」なので、牧場は該当します。

パン屋の効果は「自分のターンなら銀行から1コインをもらう」
牧場の効果は「誰のターンでも銀行から1コインをもらう」

自分のターンではないので、パン屋の効果は発生しませんが、”誰のターンでも”という牧場の効果は発生し、こちらも手持ちに1コインの収入が入ります。

 

3. 手持ちのコインを払って、「新しい施設を1つ建設する」or「ランドマークを1つ完成させる」or「何もせずにパスする」

施設カードの効果で発生したコインのやりとりが終わったら、以下3つのうちの1つを行います。

新しい施設を1つ建設する

手持ちのコインを銀行に払い、好きな施設1つを自分の街に建設する。

(サプライ用施設のカードから1枚を選び、カードの左下に書かれた建設費用分を銀行に払って、自分の場にそのカードを置く)

ランドマークを1つ完成させる

手持ちのコインを銀行に払い、自分の街のランドマーク1つを完成させる。

(自分の場にあるランドマークから1枚を選び、カードの左下に書かれた建設費用分を銀行に払って、そのランドマークのカードを裏返す)

何もせずにパスする

コインが無くて何も出来ない、今はコインを使いたくない時は、「パス」と宣言する。

 

4. 次の人へ

サイコロを次の番の人へ渡して、自分の番は終了となります。

 

勝利条件

「自分の街のランドマークを全て完成させること」が勝利条件です。

誰か1人が全てのランドマークを完成させた時点でゲームが終了し、その人が勝者となります。

 

ここがおもしろい!

  • 各施設カードの組み合わせによる相乗効果で収入アップを狙える!
  • 自分の番以外でもサイコロの出目によってはコインがもらえるので、自分の番が来るまで暇ということがない!
  • 慣れてくると「どの施設カードを集めるか」という各自の戦略が現れてきて、サイコロの出目次第で大逆転が起きることも!
  • 小学校中学年くらいからであれば、子供とも一緒に遊べる!
  • コインのやりとりで一喜一憂し、大人でもワイワイ遊べる!
  • 2種の拡張セット(街コロ+(プラス)、街コロ#(シャープ))が、基本セットの箱にそのまま収納できる!(1つの箱に収まるので持ち運ぶ時に便利!)

 

ここがイマイチ・・・

  • 良くも悪くもサイコロを使うので運ゲーの要素が強い(ボードゲーム玄人の人には向かないかも)
  • カードを並べるために、ある程度広めのテーブルや場所の確保が必要(特に拡張パックのカードを入れて遊ぶとき)
  • 箱の中がスカスカで仕切り等もない(カードもチャック付き小袋に入れる等しておかないと、持ち運ぶときに中身がぐちゃぐちゃになる)

 

最後に

2016年前後からボードゲームカフェやバーが出てきたりと、徐々にボードゲームの認知度も上がってきているのではと思われます。

 

ですが、

 

「ボードゲームに興味が出てきて色々調べてみたけど、結局どれがいいのか分からない。。」

 

という方もいらっしゃるかと。

 

そこで参考までに・・・、

私がボードゲームを選ぶ時に重視していることは以下の3つです。

  • ゲームとして面白そうか(自分が楽しめそうか)
  • 誰と一緒に遊びたいか(どんな人たちと楽しめそうか)
  • 1ゲームにどれくらいの時間がかかるか

 

ゲームとして面白そうかどうかは人によって違いますので、こればかりはあなたのフィーリングで決めた方が良いです。公式サイトやレビュー記事、youtube等で実際にプレイしている動画を見るのもオススメです。

 

ボードゲームはTVゲームと違って、実際に人と会って同じ空間で同じゲーム体験を共有します。せっかく一緒に遊ぶなら、他の人にも面白い・楽しいと言ってもらえるようなゲームがいいですよね。

 

また、1ゲームのプレイ時間が長いと、途中で飽きてしまったりだらけてしまうこともあります。(面白そうと思ったものが、プレイ時間2時間以上のボードゲームということも結構あります。そういうボードゲームを「重量級」と言ったりもします)

 

街コロは、上記3つを全てクリアしているバランスの良いゲームです。

 

・・・とは言っても、実際にやってみないと本当の面白さは分からない、というのが「ボードゲーム」というものの難しいところです。。

 

少しでも、ボードゲームに対して興味が湧いて頂けましたら嬉しいです。

 

それではまた(^^)/

 

P.S.

私はいつも↓のルールでやっています。

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