こんにちは!
2017年12月は、以前から楽しみにしていた『地球防衛軍5』(以下、EDF5)のプレイ日記ばかりを更新していて、その他の記事をあまり書けていませんでした。
EDF5以外にもやりたいゲームはたくさんあるのですが、今回はその中でも「これは面白い!」と思ったゲームをご紹介します。
それが、2018年1月11日発売予定のPS4用ソフト『ディシディアファイナルファンタジー NT』(以下、DFF NT)です!
『ディシディアファイナルファンタジー NT』とは?
スクエア・エニックスから発売されている国民的RPG「ファイナルファンタジー」シリーズから、人気キャラクターたちが登場する外伝的な作品です。
ジャンルは、「パーティ対戦型アクション」。
FFキャラクターを自分で操作して戦う、対戦アクションゲームとなっています。
自分が操作するキャラクターを1人選んだあと、3人1チームでパーティを組み、相手チームと対戦します。チームを組む際は友人を誘っても良いですし、ランダムマッチング機能があるので、1人でもプレイできます。
勝利条件は、「相手チームの誰かを合計3回KOすること」。
”合計3回”ということなので、1人だけで3回やられても負け、全員が1回ずつやられても負け、となります。
そのため、1人で突っ込むのではなく、味方が攻撃されている時には自分が助けに入ったり、味方の攻撃に合わせて自分も攻撃を合わせるなど、勝つためにはチームプレイがとても重要となるゲームです。
ちょっと小話
このゲームは元々、2015年11月26日にアーケードゲーム(ゲームセンター用のゲーム)として世に出たゲームです。
開発は、ファイナルファンタジーシリーズの開発・販売元であるスクエア・エニックスではなく、コーエーテクモゲームスのTeam NINJA*1です。※2018/1/5 訂正:開発元を間違って記載しておりました。コメントでのご指摘を受け、謹んで訂正致します。大変失礼いたしました。
アーケード用として開発されるゲームは、家庭用ゲーム機等とはそもそも動作するマシンが違うので、単純に移植するだけでもそれなりのコストと時間が掛かるそうですが、
この『DFF NT』に関しては、一番最初にアーケード用として開発する際、PS4を元にカスタマイズした開発環境の上で制作されたそうで、PS4用にも発売することを最初から想定して制作されていたようです。
アーケードゲームとして稼働を開始した当初は、「家庭用(PS4)での発売は最低でも1年以内は無い」と発表されていました。そして、なんだかんだと時が過ぎ、約2年弱の時を経て、ついに2018年1月11日にPS4用ソフトとして発売されることが決定しました。
2017年12月29日現在、発売日までの毎週土日18:00~23:00の間で、オープンβテストを実施しています。
ネットワークに接続されたPS4とSony Entertainment Network(以下、SEN)アカウントがあれば、どなたでも参加可能です。もちろん、オープンβテストは無料で参加可能です!(^^)
また、オープンβテストでは選択できるキャラクターが毎週変更され、製品版へのデータ引き継ぎは無いとのこと。
このゲームがちょっと気になっている方は、今のうちにゲームのプレイ感を確かめたり、(選べるキャラクターに制限はありますが、、)色々なキャラクターを試したりして、お気に入りのキャラクターを見つけてみてはいかがでしょうか?
オープンβテストの詳細は、こちらの公式サイトをご確認ください。
SPECIAL | DISSIDIA FINAL FANTASY NT | SQUARE ENIX
オープンβテスト第1回のプレイ後感想
前置きが長くなってしまいました。。
ここからは、2017年12月23日(土) ~ 2017年12月24日(日)の間に実施された、第1回オープンβテストの感想を書いていきます。
バトルについて
まず、オープンβテスト第1回の使用可能キャラクターは、以下のとおりです。
私は、昔発売されたPSP版「ディシディアファイナルファンタジー」「ディシディアデュオデシム ファイナルファンタジー」はプレイ済み、且つ、以前行われた今作のクローズドβテストもプレイ済みですが、アーケード版の「ディシディアファイナルファンタジー」は未プレイです。(ゲーセンには全く行かないので・・・)
操作方法は、最初のチュートリアルでものすごく丁寧に教えてくれるので、初めてプレイされる方でも、操作を覚えるまでそれほど時間はかからないかと思います。
基本はPSP版の操作方法を踏襲していますので、PSP版をプレイしたことがある方でしたら、比較的覚えやすいと思います。
ただ、、PSP版では1対1のバトルでしたが、アーケード版では3対3のチーム戦になったことで、システムの細かい変更や調整、キャラクターの挙動や技、ターゲット切り替えなどの変化に慣れるまで、私はちょっと時間がかかりました。。(クローズドβテストも少ししか出来なかったため、まだ慣れていませんでした。。)
ちなみに、私が使用したキャラクターは、「ライトニング」「ヤ・シュトラ」「ラムザ」「フリオニール」「スコール」「バッツ」「オニオンナイト」「ティナ」「ジェクト」などです。
その中でも、特にメインで使用していたのは「ヤ・シュトラ」です。
初めてプレイするヤ・シュトラは、アーケード版から初参戦したキャラクターですので、立ち回りや技などが素直に覚えられました。
逆に、PSP版にもいたキャラクターを使うと、やっぱり昔のクセというか動き方をしてしまい、少しもどかしく感じました。
それでも、使っていくうちに慣れてくると思うので、やっぱり愛着がある好きなキャラクターを使う方が楽しくプレイできると思います。
また、それぞれのキャラクターには「HEAVY(ヘビー)」「SPEED(スピード)」「SHOOT(シュート)」「UNIQUE(ユニーク)」という”タイプ”が設定されています。
この”タイプ”は、以下のような関係性を持っています。
プレイ後に改めてこの相性関係を見ると、「相手の攻撃と自分の攻撃がかち合った時(攻撃のタイミングがほぼ同じ時)に、どちらが打ち勝つか」という意味のように感じます。
- HEAVYは攻撃が重いので、SPEEDの攻撃を押しのけられる
- SPEEDは攻撃の発生が早いので、SHOOTよりも先に攻撃が当てられる
- SHOOTは遠距離攻撃ができるので、動きが遅いHEAVYを近づかせずに攻撃できる
みたいな感じです。
ですが、アクションゲームなので、プレイヤースキル(動き方や攻撃タイミング、的確なガードやステップ、ダッシュなど)である程度対抗できます。
私はまだあまり上手くできませんが、youtubeなどにアップされている動画などを見てみると、動き方の参考になることが多いのでオススメです。
そして、バトル中に一番意識しておきたいのが、できるだけ味方から離れずにいること。
理由は、自分を狙っている敵を味方が横から攻撃してくれたり、逆に味方が狙われている(攻撃されている)時は、自分がその敵を攻撃して味方を助けたりすることができるためです。攻撃を1発でも当てて怯ませることができれば、逃げて体勢を立て直すことができます。
このゲームは、これを意識して動けるかどうかが一番重要だと、今回のオープンβテスト中に学びました。
キャラクターについて
製品版発売時点で、総勢28名のキャラクターが最初からプレイ可能です。
さらに、今後配信予定のDLC(ダウンロードコンテンツ)では、さらに6名の新キャラクターが追加されるとのこと。
改めて数字を見ると、結構多いですね~。まあでも、それぞれのキャラクターが個性的ですので、多様性があって面白いです(^^)
そして、「どのキャラが一番強いのか?」というのが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、、
私が感じた印象としては、「キャラ性能に多少の差はあれど、プレイヤーの腕次第でどんなキャラでも強くなれる」というのが正直なところです。
対戦ゲームで純粋な最強キャラが存在したら、みんなそれしか使わなくなってしまい、ゲーム全体のバランスが悪くなります。その点、この『DFF NT』は、各キャラが際立っているにも関わらず、とてもバランスの取れているゲームだと思いました。
なので、とりあえず自分の好きなキャラでプレイするのが一番です!
まだよく分からないという方は、一度全キャラを1回ずつ使ってみると、なんとなくフィーリングの合うキャラが見つかるかと思いますので、そのキャラをしばらく使ってみるのがオススメです。
また、各キャラクターには、たくさんのスキン(コスチューム)や武器の見た目を変えられるカスタマイズ要素もありますので、プレイしていくうちに貯まるギル(ゲーム内通貨)やトレジャー(コスチュームやアイコンが出てくるガチャ)を使って、同じキャラでも自分の個性を出せるようになっています。
しかし残念ながら、オープンβテストでは少ししかカスタマイズ要素を触れません。。
この点は製品版に期待します。
(一応、対CPU戦の「ラッシュバトル」では、相手のキャラが色々なスキンを着ているのを確認できました。)
マッチングについて
弟もこのシリーズは好きなので一緒にパーティを組んでプレイしていましたが、マッチングは結構良く調整されているようでした。
というのも、こちらは”2パーティ+ランダムマッチング1人”のチームでしたが、全試合で相手も同じチーム構成(2パーティ+1人)&同じランク帯でマッチングしてくれていました。
そのため、相手が3人パーティだったり、全員1人ずつの即席チームとはマッチングせず、あまりに一方的な試合展開というのはほとんどありませんでした。(おそらく経験者であろう、めちゃくちゃ連携が上手いチームと当たってしまい、一方的な試合になったりすることもたまにありましたが、多くはありませんでした。)
ただ、マッチング待機時間は結構長く感じました。約3~5分程かかったように思います。
試しに1人でオンライン対戦をしてみると、上記のマッチング時間の半分くらいでマッチングが完了していましたので、
おそらく、”2パーティ+ランダムマッチング1人というチーム同士をマッチング”させようとするために、時間がかかっているような感じがします。
製品版が発売される頃には、もう少しマッチング時間が短くなっていれば嬉しいですね。
ストーリーについて
このゲームには、いわゆる”ストーリーモード”が存在しません。
ですが、きちんとストーリーはムービーで用意されています。
ストーリーを見るためには、オフライン・オンライン問わず、バトルをくり返すことで上がっていく「P.Lv」(プレイヤーレベル)が上がると入手できる「メモリア」というストーリー解放アイテムが必要になります。
この「メモリア」を使用することで、新たなストーリー用ムービーが見れる、という仕組みになっています。
バトルに負けてもP.Lvの経験値は入手できるので、基本的にバトルしまくっていれば、ストーリーもどんどん見れるようになります。
しかし、ストーリーを全て見るためには、それなりにバトルを繰り返す必要があるため、人によって賛否が別れそうなシステムだな、、と感じました。
特に、ストーリー重視でこのゲームが気になっている方は、「そもそもアクションバトルが苦にならないか」がとても重要になるかと思います。
まとめ
- FFシリーズが好きで、対戦アクションゲームが好きな人にはオススメ
- 対戦アクションゲームが苦手な人には、あまりオススメではない
- 好きなキャラを見つけて、動き方が分かってくると面白くなる
- マッチング待機時間は少し長め
- パーティはパーティ同士、ソロはソロ同士でマッチングする仕様はとても良い
- ストーリーは基本的に全てムービーのみで、ストーリーを見るためにはバトルを繰り返す必要がある(バトルを繰り返すうちに、いつの間にかストーリーが見れるようになる、とも言える)
- 1人でも楽しめるが、友人などと一緒にプレイするとより楽しめる
さいごに
本当は使用可能な全キャラを使ってみたかったのですが、他のキャラはなんとなく手が出ずに終わってしまいました(^^;)
各FFシリーズの原作をプレイした人なら、よりこのゲームを楽しめます。
(あのキャラクターを自分で操作できる!、ストーリーでのあのキャラとあのキャラの掛け合いはどうなるの?、などなど)
基本的にストーリーはこの作品だけで完結*2されていますので、原作を知らない人でも、特に気負いせず楽しめると思います。
ただし、根本的に「対戦アクションゲーム」ですので、それが苦手な方にはあまりオススメできません。
私としては、FFシリーズもこのジャンルも好きですので、とても楽しめています(^^)
もし気になっている方は、オープンβテストをプレイしてみたり、動画サイトなどで一度プレイ画面を確認してみるのが良いと思います。
ということで、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
オープンβテスト第2回の感想記事はこちら。
【DFF NT】ディシディアファイナルファンタジー NT オープンβテスト第2回の感想【PS4】 - 嗜む程にゲームを味わう
オープンβテスト第3回,第4回の感想記事はこちら。
【DFF】ディシディアファイナルファンタジー NT オープンβテスト第3回,第4回の感想&PS Vitaリモートプレイ時の注意点【PS4】 - 嗜む程にゲームを味わう
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