2019年11月15日に発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下、『ポケモン剣盾』)を先日クリアしました。
(クリアが遅くなったのは、主に『デス・ストランディング』のせい)
中学時代以来、約17年ぶりのポケモンです。
今回は、その感想などを書いていきたいと思います。
正統進化しているポケモンバトル
タイプの相性、覚えさせる技、とくせい、もちものなど、バトルシステムは相変わらず面白い。新要素「ダイマックス」によるメリハリもあり、駆け引きに深みが増しています。
収録されているポケモンや技も多く、順当に正統進化しているなと感じました。
また、特定のポケモンのみが覚える固有技の演出は見応えがあって良いですね。
すべて知っているわけではありませんが、インテレオンの”ねらいうち”やネギガナイトの”スターアサルト”などが好きです。
時代の変化を感じたストーリー
ライバルのエピソードや、ガラル地方の伝説が徐々に解き明かされていく物語は面白かったです。
特に、ライバルのエピソード。挫折から成長していく様子は、プレイしている自分も前向きになれる良い話だなぁ、と思いました。
また、過去作でいうロケット団やアクア団・マグマ団などの純粋な悪役が登場しなかったのも印象的です。
(一応、「エール団」という悪役っぽい人たちはいるが、根は悪い人たちではない)
ちょっとした思い込みや認識のズレはあれど、世界を良くしていこうとする大人たちやそれぞれの道を見つけていくライバルたちの描き方に、少なからず時代の変化を感じました。
かなり遊びやすくなったシステム
なにせ17年ぶりなので、どの要素がいつからこうなったのかはよく分かっていませんが、システム面でとても遊びやすくなっているのが好印象でした。
”がくしゅうそうち”がなくても最初からパーティ全体に経験値が入るようになっていたり、いつでも好きなときにボックスからポケモンを入れ替えられたり、手持ちポケモンに”そらをとぶ”を覚えさせなくてもマップ移動できたり、……etc。
ステータスの成長率を変化させるミントや基礎ポイント強化回数の上限解放、自由に技を覚え直したり、忘れさせることができるなど、育成面が改良されているのもGood!
気になったところ
良い点がたくさんある『ポケモン剣盾』ですが、個人的に気になったところもあります。
それが、「オンラインにつなぐと表示される画面左下のステッカー通知」。
マックスレイドバトルやキャンプの通知などはまだ良いのですが、自分やフレンドが捕まえたポケモンまで逐一表示されるのはうるさく感じ、かなり煩わしかったです。。
特に、新しいエリアの景色をゆっくりと静かに眺めたいときは、ジャマでしょうがありませんでした。
設定で非表示にする項目もなかったため、結局ほぼオフラインでプレイ。
私はリアフレ数人としかフレンド登録していないのでまだ良い方かもしれませんが、大量にフレンド登録されている方はすごいことになっていそうだなぁ……と。。。
もしかすると、これはアクセスが集中する発売初期特有の事象(?)なのかもしれませんが、せめて通知の表示/非表示設定はほしかったです。
さいごに
最後にプレイした『ルビー・サファイア』からかなり遊びやすく正統進化しており、ポケモンの良さを再確認しました。
普段はPS4メインでゲームをしているので、若干、演出の物足りなさを感じるところもありましたが、Nintendo Switchの十分きれいな画面とグラフィックで描かれるストーリー、ダイマックスで深みを増したポケモンバトルは新鮮で楽しかったです。
しかし……やはりどこかマンネリ化(飽き)を感じたのも事実。。
「ポケモンはストーリーをクリアしてからが本番!」という意見も分かりますが、”飽き”を感じた時点で対戦・育成には本気になれず、ストーリーも”どちらかというと子供向け”ということもあり、満足度的には正直微妙なところです。
なので私は、ストーリークリア後もやり込むぞ!……という程にはハマれませんでした。
ただし、決して駄作ではありません。
客観的に見れば、子供とも安心して遊べますし、やろうと思えばとことんやりこみもできる良作です。
今回は単に、「”今の私には”それほど合わなかった」だけ。
一応、ストーリーは最後までやりきりましたが、一度飽きてしまったものにまた夢中になれるかというと……やはりちょっと難しかったですね。。
あ。でも、新しいポケモンたちと出会う”ワクワク感”をまた感じられたのは嬉しかったです。
その点は、心から楽しむことができました!(^^)
それでは、今回はこのへんで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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