2018年9月のフリープレイから始めた『Destiny 2』。
先日、ストーリーをクリアし、その後も少しプレイしてみましたので、感想・評価などを書いていきたいと思います。
※ネタバレなし。
一応、前作『Destiny』はプレイ済みですが、もうほとんど忘れてしまいました。。(- -;)
■『Destiny 2』の概要はこちら↓
ゲームソフト | Destiny 2 | プレイステーション
- ストーリーは王道で分かりやすい。…でも、用語の説明は一切ナシ!
- 前作よりもロード時間が短い
- 強い武器・防具を入手した時の嬉しさは健在
- 1人でプレイするには少々つらいエンドコンテンツ
- 見知らぬプレイヤーと即席で協力プレイができる”公開イベント”は楽しい
- どんどんやることが無くなっていく”マンネリ感”は前作と同じ
- さいごに
ストーリーは王道で分かりやすい。…でも、用語の説明は一切ナシ!
突然の襲撃で故郷を追われたガーディアン(プレイヤー)が、散り散りになった仲間を集めて故郷を取り戻すまでの王道ストーリー。
ストーリークリアまでにかかった時間は、約10時間。途中で新コンテンツ”ギャンビット”(2018/9/2限定でプレビュー版がプレイ可能だった新コンテンツ)などをプレイしてレベルを上げていた時間も含めると、実際にかかった時間は約15時間ほどです。
ストーリーは前作よりも分かりやすくなっており、レベルさえ上がっていればテンポよく進んでいくのであっという間に終わりました。
(前作のストーリーはほぼ記憶にありませんが、「イマイチよく分からなかった」と思ったことだけは覚えています。それに比べると、本作は完全な”王道”ストーリーなので話の展開が分かりやすいです。)
それと、ムービー中に出てくる敵の親玉の声が聞き取りづらく、なんて言っているのか分からないところが多々あるので、オプション設定で字幕を「オン」にしておくのがオススメです。
しかし、前作からもそうですが、この『Destiny』シリーズには専門用語が多数登場するにも関わらず、ゲーム中では説明が一切ありません。ゲームを進めている中で、「なんとなくこういうことなのかな……??」と察しながらプレイする感じです。
ですので、一応「これだけ知っていれば、とりあえず大丈夫」という、ゲーム中でよく使われる用語を簡単に説明しておきます。
- 「トラベラー」
突如、太陽系に飛来した巨大な謎の球体。太陽系の星々を次々と人類が居住可能な環境へと作り変え、人類は飛躍的な進歩を遂げた。これを、”黄金時代”という。しかし、トラベラーを追うようにして現れた”暗黒”が人類とトラベラーを襲撃。トラベラーは人類を守るために”ゴースト”を作り出し、その機能を停止。今もなお、地球の上空で静止している。 - 「暗黒」
敵。フォールン、カバル、ハイヴ、ベックスなど。…と、ざっくり覚えておけば問題ない。 - 「ガーディアン」
トラベラーを守り、暗黒と戦う”光”を与えられた人類の総称。プレイヤーもガーディアンの1人。 - 「ゴースト」
トラベラーが自身の代わりに人類を守るために作り出した、言葉を話す宙に浮かぶ小型の機械。ガーディアン1人につき1機が随伴し、様々な面で主のサポートを行う。ガーディアンとゴーストは運命共同体であり、常に一緒に行動する。 - 「光」
トラベラーから人類に与えられた”暗黒”に対抗するための不思議な能力。この”光”によって、人類は不死となった。しかし、ゴーストが破壊 or 光を奪われた後にガーディアンが死亡すると、蘇生は不可能。『Destiny 2』の冒頭では、敵の襲撃によって、全てのガーディアンが”光”を失った。
これだけ覚えておけば『Destiny 2』から初めてプレイする人でも、おそらく大筋のストーリーにはついていけるかと思います。
不明点や詳細については、公式の用語集もご参照ください↓
前作よりもロード時間が短い
前作では、惑星間を移動する際や、対戦・協力プレイをする際、拠点へ移動する際など、何かと頻繁にロードを挟む仕様となっており、しかも1回のロード時間のほとんどが5分近くかかっていたと記憶しています。
本作ではロード時間が短くなったのはもちろん、前作では一々”オービット”(※)を経由しなければならなかった仕様が変更され、タッチパッド押し込みですぐに移動できるようになったことが快適でした。
※オービット … 宇宙での待機画面。ここから色々な場所やコンテンツへアクセスできる。しかし、他のコンテンツを選ぼうとすると、必ずオービットを経由しなければならず、ゲームを進めるにつれて徐々にロード待ちのストレスが溜まっていった。
強い武器・防具を入手した時の嬉しさは健在
『Destiny』シリーズは、RPGのように様々な武器・防具が存在し、強い武器を集めて強くなることが楽しさ・面白さの1つになっています。この点は、前作から引き続き、変わらない良さです。
また、ストーリーを進めていく中でも、最高レアのエキゾチック武器・防具を入手可能なこと、レア度の高い武器は”融合”で攻撃力・防御力などを強化して使い続けられることなど、装備周りには良い改良点も見られました。
1人でプレイするには少々つらいエンドコンテンツ
ストーリーをクリアした後は、前作同様に以下のようなエンドコンテンツが用意されています。
- 他プレイヤーとの対戦(PvP)コンテンツである「クルーシブル」
- ルールやモードは何種類か用意されている。
- 自動マッチングも可能な3人チームで挑む協力(PvE)コンテンツ「ストライク」
- 比較的気軽にできる協力プレイコンテンツ。レイドよりも報酬は控えめ。
- 6人チームで挑む高難易度コンテンツ「レイド」
- 事前準備&VC(ボイスチャット)必須の最高難易度コンテンツ。良い報酬が一番出やすい。
※この他にも、今後のアップデートで「ギャンビット」という新コンテンツも実装予定だそうです。
※今後の文中に出てくる「PvP」は他プレイヤーとの対人戦コンテンツ、「PvE」は他プレイヤーとの協力プレイコンテンツ、と覚えてください。
対戦がメインとなる「クルーシブル」や自動マッチングできる「ストライク」はまだ良いのですが、「レイド」はVC必須、かつ、ステージのギミックを全て把握した上で全員が適切な行動をとらないとクリアは難しい、という高難易度コンテンツとなっており、、
見知らぬ人とのVCが苦手なので、基本1人でプレイしている私のようなプレイヤーにとっては、レイドは敷居が高すぎてプレイする気がおきません。。しかも、1回のプレイ時間が長いです。
『Destiny』シリーズは、マルチプレイヤーで楽しむゲームデザインをメインとされていますが、もう少しソロプレイヤーでも気楽に楽しめるようなモードもあれば嬉しかったです。
…が、ここをブレさせると中途半端なゲームになりそうでもあるので、これはこれで良いのかもしれませんね。。
見知らぬプレイヤーと即席で協力プレイができる”公開イベント”は楽しい
フィールドに突然出現する「公開イベント」という要素は、その場にいるプレイヤー同士で即席のチームを組み、大量の敵を倒していく誰でも参加可能なフィールドコンテンツです。
本作では、全体マップ上に「あと何分後にどの地点で公開イベントが実施されるか」が表示されており、その地点へ行くと公開イベントへ参加ができます。その際、他のプレイヤーたちが続々と集まってくるのですが、まるでお祭りのような雰囲気が味わえることもあり、とても楽しいです。
どんどんやることが無くなっていく”マンネリ感”は前作と同じ
まだストーリーをクリアして少ししかプレイしていませんが、基本は前作と同じように「強い装備品を入手するために各コンテンツを周回する」という流れが見えます。
(良くも悪くも、FPSのテクニックよりも装備品の強さでコンテンツの難易度が変わってくるゲームです。PvPは例外もありますが、PvEの場合は特に顕著です。)
ですので、前作でストーリークリア後に”マンネリ感”(同じことの繰り返しさせる作業感が強い、強い装備が揃っていくにつれてやりたいことが無くなっていくので、やり込んだあとの楽しみの幅が少ない、など)を感じていたプレイヤーにとっては、本作でも同じ感情を抱く可能性がとても高いです。
それでも、前作には無いコンテンツも存在しますので、もしかするとその中に新しい面白さを見いだして、プレイを続けられる人もいるかもしれません。
しかし、私にはこの”マンネリ感”がどうにも払拭できないので、本作をこのままプレイし続けるのは難しそうです。。(ヽ´ω`)
さいごに
なんだかんだ書きましたが、本作を面白いと思う・楽しめるかどうかのポイントは、以下の3つになるかと思います。
- 初見ではよく分からないストーリーでも受け入れられる包容力や好奇心
- 強い装備品を求めて、何度も同じことを繰り返すことができる忍耐力
- リアル・オンライン問わず、友人と一緒にこのゲームが遊べる環境(もしくは、その環境を自ら作り出せる行動力)
上記3つのポイントを満たしているなら、本作をとても楽しく遊び倒せると思います。3番目の「友人と一緒にこのゲームが遊べる環境」は特に重要です。
一応、上記の3番目を満たしていなくても、ある程度は楽しめるゲームではありますので、もし気になっているのなら、一度プレイしてみてはいかがでしょうか?
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